福祉の舛添は嘘?

各種メディアでの過去の情報をまとめます。テキストはリンク先または明記のソースから一部抜粋させていただきました。

新型インフル対策の失敗と、ある医院への責任転嫁?

◉無駄な解説いたします 2010年01月28日 とあるブロガーさんの記事
http://deburis.blog.eonet.jp/default/2010/01/post-97cc.html

上記のブログを知ったのは、当サイトスタッフの一人が、かかりつけの医師から教えてもらったのがきっかけです。医師の間では、舛添厚労相時代の厚労省の失策の、一医院への責任転嫁の事例として知られていることなのかもしれません。
個人ブロガーの記事のようなので、ここへの全文引用は控えますが、2012 年より更新のないブログなので、もし廃止された時のために、記事のスクリーンショットはこちらにあります。

経緯をまとめると以下のようになります。
新型インフルエンザ感染者第1号が、兵庫県のある病院で発見されたことに関する舛添厚労相(当時)の失策です。

(注:下記に当時の新聞記事引用あり)

新型インフルエンザが諸外国で感染拡大が報告され始めた頃、当時の厚労省と舛添大臣は、水際作戦を展開しました。

しかし、1日で地球の反対側まで行けてしまう現在、水際作戦は事実上不可能と言えます。
また、水際作戦を実施する2ヶ月前から、すでに感染地域からは多数の人々が入国しており、水際作戦は意味のない対策でした。
むしろ、国内感染者を予想して対応すべきだったのに、水際作戦に人員が振り分けられ、実質的に必要な国内感染者への対応は後手に回りました。

結果的には、渡航経験のない神戸市の高校生が新型インフルエンザ感染者と認定され、水際作戦が全くの無意味であったことを証明しました。またこの新型インフルエンザウィルスは、通常の季節性インフルエンザより、感染力毒性ともに弱いものであることが後に分かりました。

ところが、厚労省と舛添厚労大臣は水際作戦を継続し、むしろ新型インフルエンザ対策を真摯に行った結果国内感染者を発見し、水際作戦からの作戦転換への示唆を与えた病院を、一週間の診察停止という命令を下しました。

当該病院には「あそこに行くと新型インフルエンザに感染する」という風評被害だけが広まり、閉院寸前にまで追い込まれたのです。
当時の新型インフルエンザへの警戒をよびかけるマスコミ報道は、パニックを引き起こすほどヒステリックなもので、日本中が混乱したことは、多くの人が記憶していると思います。

強い毒性を持つ新型インフルエンザが発生し流行する可能性には常に警戒すべきですが、当時の厚労省と舛添厚労大臣は、間違った対策と大混乱を引き起こし、国民の健康を守るための正しい対策に導くきっかけを発見したはずの一医院を、不当にも閉院寸前にまで追い込むという事態を招きました。

(サイト編集者より:感染封じ込めのための一週間の診察停止は、当時の判断としては間違っていなかったのかもしれませんが、閉院にまで追い込まれる状況を厚労省がフォローしたのかどうかが疑問です。同業者の医師が否定的な意味合いで、このブログ記事を記憶していることを考えると、新型インフルエンザがパニック的に恐れられていた当時、きちんと患者の診断と治療にあたった病院を冷遇したという経緯が、やはりあったのだろうと推測されます。民間の生活に根付いた医療を、舛添厚労大臣は大事にしていたのでしょうか。)

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関連記事:毎日新聞
2009年5月16日1時22分(最終更新 5月16日 1時57分)
赤字は当サイトまとめ人)

「新型インフル:神戸の高校生、感染の可能性…渡航歴なし」
厚生労働省は16日未明、神戸市在住の男性が発熱などの症状を訴え、神戸市環境保健研究所で遺伝子検査をした結果、新型インフルエンザ感染を示す判定が出たと発表した。神戸市によると、同市内の男子高校生。男性に海外渡航歴はなく、国立感染症研究所が改めて検査を実施する。感染研でも同じ結果なら、検疫での水際阻止ではない国内初の感染者発生になり、感染ルート解明が急務になる。今回のケースが確定すれば政府行動計画は第1段階(海外発生期)から第2段階(国内発生早期)に移行する。
政府はこれまで、新型インフルエンザ発生国からのウイルス上陸阻止に対策の力点を置き、これまで4人の感染者を水際で発見してきた。しかし、渡航歴のない人の感染が確定すれば、対策の大幅な転換が必要になる。
厚労省によると、男性は11日に悪寒を訴え、12日に37.4度の熱が出たため、医師の診察を受けた。簡易検査の結果はA型インフルエンザ陽性で、さらに市環境保健研究所が15日に遺伝子検査をしたところ、新型陽性の判定が出た。
神戸市はこの段階で、新型インフルエンザを否定できない例として、厚労省に届け出た。
男性は15日の時点で平熱に戻っており、自宅療養中。12日から抗インフルエンザ薬のリレンザを服用しているという。
政府の行動計画では、第2段階に移行すると、都道府県単位での一斉休校や集会の自粛、企業の業務縮小などの感染防止策が取られることになっている。
しかし今回の新型インフルエンザについて政府対策本部の専門家諮問委員会は「季節性インフルエンザと極めて似ている」との見解を示しており、政府は行動計画を弾力的に運用し、大幅な活動制限は避ける構えだ。【清水健二】
毎日新聞 2009年5月16日

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関連記事:読売新聞
2009年5月16日13時06分
赤字は当サイトまとめ人)

「神戸市混乱、部活禁止・イベント中止・1000人外出自粛」
新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染が水際の検疫以外で初めて確認された16日、関係者は未明から対応に追われた。
感染が確認された高校生の通う神戸市内の県立高校では体調不良を訴える同級生がほかにも出ており、市内では学校の休校やイベントの中止も決まった。市幹部は「想定外の事態」と表情を曇らせるが、厚生労働省幹部は「海外で感染者が増え続ける中、日本だけ水際で止められるわけはない。大事なのは感染を拡大させないこと」と冷静に受け止めた。 「(通常の)季節性インフルエンザに近い症状。タミフルなどの治療薬も有効なので、冷静に対応してください」
神戸市の矢田立郎市長は16日午前8時50分からの記者会見で緊急メッセージを読み上げた。市民の不安をあおらないよう注意を払いながら、手洗いやうがいの励行、マスク着用、不要不急の外出自粛などを求めた。
渡航歴のない市内の高校生に感染の疑いが浮上したと神戸市が発表したのは同日午前1時10分頃。市幹部は「(海外渡航者の診察窓口となる)発熱外来から患者が出るのが通常と考えており、予想外」と話した。
市では、この高校生の通う県立高校に近い同市東灘、灘、中央区にある学校の休校や、16、17日に開催予定だった神戸まつりのメーンパレードなどを中止することを決定した。一方、市の「発熱相談センター」には、16日朝から「自分も渡航歴はないが熱がある」「医療機関で診てもらえるのか」などの相談が殺到。市では、電話回線を3回線から9回線に増やして対応した。
厚労省の担当者も「初の感染者は発生国から帰国して健康観察の対象になっている人から見つかると思っていた」と驚く。だが、「濃厚接触者の中に健康観察の対象者がいる可能性もある。今は、全力で調査に集中したい」と話した。
感染が確定した生徒らが通う県立高校は16日未明から校長ら幹部が集まり、対応を検討。16、17日の部活動の禁止を決め、全校生徒約1000人には外出を自粛するよう連絡を始めた。
同校によると、感染の確認された生徒が所属するバレーボール部の部員を中心に今月8日以降、発熱やせきなどの症状が出始め、インフルエンザの症状を訴える生徒も17人いるという。大型連休中、海外旅行をした生徒は数人いたが、その中には体調不良を訴える者はいなかった。
校長は「今週初めから欠席者が多かったが、まさか新型の可能性があるとは」と驚いた様子で話した。
一方、「神戸まつり」のイベントが中止となった神戸市中央区の東遊園地では、前日までに設営していた飲食店など約70の出店を業者が次々と撤去。たこ焼き店を片づけていた店主の鹿野辰也さん(45)は「新型インフルエンザの影響の大きさを身をもって感じた。予報が雨だったので食材をあまり仕入れていなかったのが唯一の救い」と言い聞かせるように話した。
(2009年5月16日13時06分 読売新聞)

これらの関連記事他の当時の報道については、こちらのブログにまとめがあります。

◉みどりの一期一会 2009年05月16日
http://blog.goo.ne.jp/midorinet002/e/50472d5d65a88b2f8c528cdce4ad4bde

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母親の介護体験談は嘘?

舛添氏と言えば「お母さんの介護をして体験談の本を出した」ことを記憶している人も多いと思います。
本人も、この件を政治を志すきっかけと語り「福祉の舛添」とのイメージ作りをしていますが、どうやらこの介護体験談も、真実ではないらしいのです。

舛添氏はかつてブログニュースサイトBLOGOSへの「政治家としての原点」と題する寄稿でこのように語っています。

「私が政治家を志した一つの原点は、認知症になった母の介護です。私の専門は、欧州の比較政治や安全保障分野でした。しかし、家族の介護の現場に立ったとたん、風景が一変したのです。認知症を患い、不自由な身体の母の介護。しかしこれも、若いとき何もしてあげられなかった母へのせめてもの償いに過ぎません。東京から九州に、週末ごとに通う遠距離の介護が7年間続きました。介護経験を通じ、私は硬直化した日本の福祉政策の問題点を痛感しました。」

しかし、舛添氏の政治家として疑問を抱かざるを得ないエキセントリックな側面を追及する記事を書き続けている木走正水(きばしりまさみず)氏は、同じBLOGOSに投稿した記事で、週刊文春が2014年1月30日号掲載の、舛添氏の姉への取材記事を引用しています。それによると、

舛添氏は1999年に『母に襁褓(むつき)をあてるとき-介護 戦いの日々』を出版します。

その内容のについて舛添氏の実の姉が「要一が本で書いている内容は、全部反対の話だと理解してもらったらいい」と文春の取材に答えています。

当時舛添氏は文春の取材に対し「長姉夫婦は母を虐待して脅かしていた。姉夫婦があまりにも酷すぎると親戚も近所もみんな言っていましたよ」と応えています。

ところが文春が近所や親戚を取材してみるとそんな話は一切出てきませんでした。逆に長姉の夫が母をおぶって百段近くある急な階段を登って自宅と病院を行き来する姿が見られていたり、長姉が「おばあちゃん、ごはんよ」と呼ぶ声がよく聞かれていたそうです。

文春記事は、生活保護を受けていた舛添氏の姉の一人に行政から扶養するむね要請があったことを断る一方で、愛人の子供の養育費の減額を求めて調停を申し立てた事実にも触れています。

記事の中で文春は舛添氏に再取材を申込みますが、直撃すると「ダメダメ」と取り付く島もなく逃げているそうです。

このような、「福祉の舛添」も疑われる事実をテレビ報道などで聞くことはまずありません。

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生活保護の母子加算を廃止

◉IWJ Independent Web Journal 特集 東京都知事選2014より
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/121340

舛添氏が大臣在籍中の2007年度から、厚労書は、15歳以下の子どもがいる母子家庭に支給してきた生活保護の母子加算を段階的に減額。
2006年度には東京23区で月約2万3000円あった支給額が、2007年度は月約7800円に減額。2009年度からは支給額ゼロに追い込まれた。

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「怠け者に税金払わぬ」発言→「怠け者発言は(民主党が復活を強く主張する)生活保護の母子家庭」のことと反論

ann_boshi朝日新聞DIGITAL asahi.com×ANN 2009総選挙特別ページ 
http://www.asahi.com/senkyo2009/news/TKY200908250312.html
(画像はスクリーンショット)

演説は18日に神奈川県内で行った。年末年始に東京・日比谷で開かれた「年越し派遣村」に、行政が約4千件の求人情報を提供したにもかかわらず、誰も応募しなかったなどと指摘。同じ演説の中で「怠け者」発言が飛び出した。実際には、初日には申し込みがなかったが、その後100人以上が申し込んだ。舛添厚生労働相は25日の閣議後の記者会見で、総選挙の遊説中に「働く能力と機会があるのに怠けている人に、貴重な税金を使うつもりはない」という趣旨の発言をしたと追及され、弁明に追われた。舛添氏は「自立が大事だということを訴えたかった」と語った。

この発言に対し、派遣村の元実行委員会の湯浅誠・元村長ら有志は24日、「事実をねじ曲げた発言で、今なお厳しい雇用情勢の中で生活の再建を目指して努力している方々への侮辱である」として、舛添氏に謝罪と発言撤回を求める抗議文を出すなど、波紋が広がっていた。

舛添氏は会見で「怠け者発言は(民主党が復活を強く主張する)生活保護の母子家庭(への加算)の中で言ったつもりだ」と反論しつつ、反発が広がったことには「大変残念。今後、言い方を注意したい」と述べた。

注:母子家庭の生活保護に関しては、「怠けて利益を得ている」というバッシングが、主にインターネット上などで行われていますが、その発言者の多くは実情を知らず、インターネット掲示板などの伝聞情報のみの想像で書いていると思われます。
また、舛添氏も過去厚労大臣という任にありながら、実情に無関心なままバッシングをしていたか、知りながらあえて行っていたと思われます。
何よりも、舛添氏本人も過去の内縁関係において、「シングルマザーと子ども」という家庭を複数作ったにも関わらず、その自分の子どもに対しても充分な扶助を行わないなど、冷淡で無責任な仕打ちを見せ、母子家庭そのものを「怠け者」などと表現するのは、許しがたいことです。
そして、いわば「行政暴力」といってもいい形で、母子加算廃止を行うなど、「福祉の舛添」というより「福祉コストカットの舛添」といった方が適切かもしれません。
参考までに、しんぐるまざあず・ふぉーらむというシングルマザーが情報交換・相互援助などの活動を行うグループがまとめた資料を紹介します。 「日本の母子家庭の現状と現在の問題点―当事者団体の視点から」(pdfデータ)

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